神社にある絵馬・額などを紹介します。

第一回目は「三十六歌仙図」です。
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通常、皆さんがお参りする拝殿からは見えない位置にあります。
神様側から見えるように飾られています。

三十六歌仙とは…
三十六歌仙(さんじゅうろっかせん)は、藤原公任の『三十六人撰』(さんじゅうろくにんせん)に載っている平安時代の和歌の名人36人の総称である。36人の家集を集大成した現存する最古の写本は、西本願寺本三十六人家集である。(Wikipedeiaより)

当社にあるこれらは、
裏面に
「画師 白梅舎東江 歌書 金剛舎砂守」
「天保11年子7月17日 画師 東江」
「天保11年庚子7月17日 三十六歌仙 東江如蘭写」
とあり、天保11年(1840年)に、菊池東江が奉納したものと思われます。

菊池東江(1799~1874)…
伊達藩の出身。本姓は菊池で三戸に在住して絵の指導をした。その後、三戸の石井家の養子となり石井を名乗る。東江は福岡にも多くの子弟をもち、絵の指導をした。
福岡では東江の指導を受けた者は小保内東泉をはじめ、小保内江村、小保内江涛、国分江岳等がいる。(相馬福太郎著『二戸の絵馬』より)

有名なのは、
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小野小町
有名な「花の色は…」ではなく、
「わびぬれば 身をうき草の根を絶えて 誘ふ水あらばいなんとぞ思ふ」
ですね。

当社の縁起にもかかわる源重之
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「風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ 砕けてものを 思ふころかな」
こちらは、百人一首の歌ですね。