裸参りは、起源は定かではありませんが、
戦前から行われてきた行事です。

男性は、下帯姿、
女性は、白衣で神社まで練り歩き、
境内で水垢離(水ごり・水で体を清めること)をして
無病息災・家内安全・五穀豊穣などを祈願します。

2017113010160801

2017113010160700

戦後、一時中断しましたが(道路の使用許可関係ということです)
関係者の熱意により、昭和60年代に復活、
1月初めの土曜日に開催してきましたが、
最近では、1月2日に行われることが通例になっています。

参加者は、長嶺のちっちや食堂を出発し、
約1.5kmを鐘や太鼓を鳴らしながら練り歩き、
境内に到着。

神社社殿の前で水垢離をします。
この水は、井戸水を使用しています。
井戸は石段下にあるので、
以前は石段を上がる前に、水をかぶっていたようです。

身を清めた参加者全員で神社参拝を行います。

寒くないのか?
と言われると、かなり寒いということです。
(神職は、道々を祓いながら先導します)
寒さに慣れてきたころに、岩谷橋の上を通過するところが心が折れそうになるそうです。

雪の場合は、決行しますが、
雨やミゾレの場合は、体が冷えすぎてしまうため、中止にする場合もあります。
当日、天候が怪しい場合には、開催の有無をお問合せください。