神棚の祀り方の基本をご案内します。
「基本」というのは、必ずしもこうでなければならない!
ということではないからです。

それぞれの家庭で様々な事情がある
かと思います。

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ちょうどこの画像が示しているとおり、
宮型がなくても、お祀りはできます。
要は、心がけでしょうか。

1、まずは、お札の置き方です。
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重ねてお祀りする場合には、一番手前に伊勢神宮のお札、
続いて氏神さま(地域の神さま)のお札、
そして、参拝した時などに受ける神社のお札という順序になります。

並べる場合には、真ん中が伊勢神宮のお札、
向かって右が、氏神様のお札、です。

お札は、新年を迎える前に新しいものを受け、交換します。
交換したものは、神社でお焚き上げしますので、お持ちください。

2、お供え物
お米(もしくはご飯)、塩、水が基本です。
真ん中にお米、向かって右が塩、左が水です。
理想は毎日交換することですが、
難しい場合には、少なくとも水をこまめに交換しましょう。

お供え物は、神様にお供えしたあとは、
家族で召し上がってください。

他にも初物などはお供えしてからいただくという美習もあります。
お酒は匂いが充満しますので、あまり時間を置かずにいただいた方がいいでしょう。

3、お祀り
お祀りといっても、難しいことではありません。
できれば、家族そろって、
朝食の前に手を合わせたいものです。
それぞれの時間もありますので、出かける前に、とか
ルールをそれぞれの家庭で定めてもいいかと思います。